1968-03-15 第58回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第6号
○参考人(田中良男君) お答え申し上げます。 ただいまいろいろお話がございましたとおり、第三回の調査団と申しますのは、私が実はやったわけでございます。かねて、関係の業界方面で中国の肉を入れたいという御希望が強くて、私の前に、昭和三十一年と昭和四十年の二回、調査団が向こうに行っているわけでございます。それらの報告を伺いますと、中国の家畜衛生の状態というものがすばらしく改善されておる、こういうような御報告
○参考人(田中良男君) お答え申し上げます。 ただいまいろいろお話がございましたとおり、第三回の調査団と申しますのは、私が実はやったわけでございます。かねて、関係の業界方面で中国の肉を入れたいという御希望が強くて、私の前に、昭和三十一年と昭和四十年の二回、調査団が向こうに行っているわけでございます。それらの報告を伺いますと、中国の家畜衛生の状態というものがすばらしく改善されておる、こういうような御報告
○説明員(田中良男君) まだまだ諸外国に比べて非常に数が少ない——数が少ないと申しますことは、対象の動物が少なくて、まだ余裕があるというふうに実は見ておるわけでございまして、配置転換だとか、待遇の改善だとかそういうことをいたしましたら、ここしばらくは不足はないのじゃないか、こういうふうに実は考えております。
○説明員(田中良男君) それでは私からお答え申し上げます。ただいま野溝先生からお話がございましたとおり、獣医師法は昭和二十四年に制定されまして、その後実は変わっておりませんが、ただ獣医師法の内容を申し上げますと、一種の資格法と、それから獣医師の業務の内容の規定、こういうような点が主体になっておるわけでございまして、資格その他につきましては、御指摘のように、まあ畜産がだんだんおとなになって参っておる現在
○田中説明員 私は家畜検疫のことを担当しております者でございますが、ただいま振興局の総務課長からお話がございましたのと大体同じ建前になっておるわけでございます。ただ私どもの関係のことを申し上げますと、従来家畜が入ってくる、しかもそれが大体危険な東南アジアでありますとか、あるいはシナ大陸でありますとか、そういう方面から従来入ってくるものが多かった関係上、国内に伝染病が入っては困るということで、先ほど御指摘
○田中説明員 ただいまの太陽に当つた草と当らない草を食わせた場合に、私どもが伝染性貧血の場合によく見られる現象として考えておりますデイゼロ・チーテンと同じような結果が起きるのではないか、こういうふうな先生の御説のようであります。私どもは遺憾ながらまだそういう試験をいたしたことはございませんが、デイゼロ・チーテンと言つておりますのは、伝貧いわゆる伝染性貧血と直接に関係のない細胞であります。これは先生よく
○田中説明員 アメリカで馬の伝染性貧血がヴアイラス性疾患でないというような説がある、こういうお話でございますが、それは何千人、何百人という学者の中には、あるいはそういう説の者もあるかもしれませんが、少くとも私どもが知つております限り、おそらく九分九厘までヴアイラス性疾患であるということを学者が信じております。もう一つの齋藤先生の御質問は、悪性貧血と馬の伝染性貧血の比較検討をしたことがあるか、こういう
○田中説明員 お答えいたします。ただいまの御質問は、馬の伝染性貧血がはたしてヴイールスであるかどうか、あるいはその確証があるかという御質問のようでございますので、その点お答え申し上げます。 馬の伝染性貧血がヴアイラス性の疾患でありますことは、すでに明治四十二年から大正三年にかけまして、当時の内閣直属の馬疫調査委員会というのがございましたが、その調査委員会の結果に始まりまして、今日に至りますまで各大学
○説明員(田中良男君) 第一点の予算の單価の問題でございますが、これは少し私の御説明も惡かつたと思いますか、実はこういう意味なのでございまして、現在この斃殺した馬に対しまする手当金は御本人が一応農林大臣宛に申請される形になつておりまして、それをただ県が一括いたしまして、そういう委託を受けている、こういう形に実はなつております。そこで私共のほうからこの地方庁に対しまして單価は一万円というふうなことは決
○説明員(田中良男君) 只今のお話の通りでございまして、御承知の通り家畜を斃殺いたします場合の評価は、都道府県知事が任命しました三人以上の評価員で評価されまして、その平均額がとられておる。こういうのが現状でございます。従いましてその土地の事情等に非常に詳しい方が評価員に選ばれることになりますので、その結果といたしましては適正な評価が行われるものと、こういうふうに考えております。但し、家畜を殺すというふうな
○説明員(田中良男君) 只今お話の通り、二十五年度までは法律に明記してあります通りの九万円というものを限度にいたしまして、それの三分の一或いは五分の三、五分の四、こういうような予算を組んで大蔵省は認めてくれたのでございますが、御承知の通り昨年から今年にかけまして家畜が一般的に非常に大きな値下りがありまして、そこで今年の予算を組みました場合、私共は昨年と同じような單価の予算を実は提出いたしたのでございますが